みなさま、こんにちは☺門真市萱島駅から徒歩3分の通いやすい歯医者 氏井歯科矯正歯科の院長の氏井公治です☺当院は、駅前でも駐車場が4台ございますので、お車でも来院しやすいです🚗私は口腔インプラント学会専修医であり、日々インプラントの研鑽を積んでおります。
前歯のインプラント治療は診査診断治療計画が大事(4)の続きです。
まずは抜歯をします。これは抜歯後45日の状態です。
この頃になると抜いた後の歯茎もうっすらと治癒していきます。
この状態で理想的な歯冠形態を作製しこの歯冠形態に応じた骨があるかどうかCT撮影をして診断
していきます。
これがシミュレーション画像です。
シケイブから縁下4mmでポジションをシミュレーションしたところ
初期固定が得られるだけの既存骨はありましたが11に関してはこれ以上根尖方向に埋入角度を傾斜すると唇側が穿孔する可能があるのでこのような設計となりました。
唇側では大きくスレッドが露出しており
水平的にGBRをする必要があると診断しました。
インプラント間 天然歯間距離は十分確保できます。
以上からインプラントの治療計画としてフラップを開けてインプラント埋入
その後他科骨による補填剤と骨形成能、誘導能を得るため自家骨を混ぜてGBRをする予定としました。
インプラント埋入後の写真です。理想的なポジションにインプラント埋入することができました。
その後6か月待時期間を置きました。
術前のステントを装着し、術前、6か月ごのしそうていの状態を比較してみました。
特に中切歯間の乳頭部において垂直的に萎縮
水平的にも萎縮が起こっております。
CT撮影をするとシミュレーションよりも唇側に流されておりますが許容範囲で
あるように見えます。
なぜこのような垂直的な歯槽提の萎縮が起こったのか考察をしてみると
デンタルにおいて11間の歯槽突起の吸収が起こっております。
この吸収を補償するためにわずかでも垂直的なGBRをしていればしそうていは温存されたのではないかと考えました。
また水平的な萎縮に関して
CTより唇側骨の幅は補填剤で維持されています。
軟組織のみの退縮であると判断しました。
この萎縮を補償するため、より一層補填ざいをオーバーコレクションさせる必要があったのではないかまたその上で遅延吸収型メンブレンを使用するべきであったのではないかと考えました。
続きます。
インプラント専修医 氏井歯科矯正歯科 氏井公治