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前歯のインプラント治療は診査診断治療計画が大事(4)

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みなさま、こんにちは☺門真市萱島駅から徒歩3分の通いやすい歯医者 氏井歯科矯正歯科の院長の氏井公治です☺当院は、駅前でも駐車場が4台ございますので、お車でも来院しやすいです🚗私は口腔インプラント学会専修医であり、日々インプラントの研鑽を積んでおります。

前歯のインプラント治療は診査診断治療計画が大事(3)の続きです。

https://ujiisikakyousei.com/blog/2022/03/27/%e5%89%8d%e6%ad%af%e3%81%ae%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%97%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%88%e6%b2%bb%e7%99%82%e3%81%af%e8%a8%ba%e6%9f%bb%e8%a8%ba%e6%96%ad%e6%b2%bb%e7%99%82%e8%a8%88%e7%94%bb%e3%81%8c%e5%a4%a7-3/

 

抜歯の了承を得た後、ブリッジ、インプラント、デンチャーについて利点欠点を説明をしたところブリッジに良いイメージがないこと、デンチャーは精神的に受け入れられないということから拒否をされ

インプラント治療を希望されました。しかしブラキサーということもあり

力のコントロールに注意を払う必要があります。

また審美的なインプラント治療は可能かどうかインプラント間距離を測定したところナローであれば適正なインプラント間天然歯間距離を図れることがわかりナロー二本埋入の計画としました。

埋入の時期として11 21とも初期固定を得られるだけの既存骨はありますが

CTより唇側骨が1mm以下で裂開があり抜歯後神速骨が吸収されると予想されます。

21においては根尖病巣が広範囲に広がっており感染源を取り残す可能性があること

今回の症例では特にインプラントのポジションを適切に行う必要があることから

アーリーアプローチとし軟組織が上皮化し骨吸収がある程度治癒してから

ポジションを慎重に計画する予定としました。

治療方針としてしけいラインの不調和、両側中切歯の形態不良、またガミースマイルは11 21のインプラント補綴をすることで改善されると考えました。

スペースの調整やしじくの傾斜に関しては最小限に介入するため12 22 のラミネートベニアを予定

ブラキサーへの対応としてスプリントで管理

下顎の叢生に関しては-1mmと軽度で歯軸傾斜角が問題ないこと、矯正によるブラックトライアングル出現の可能性、永久保定をしなければならない等のデメリットを説明し必ずしも必要はないと判断し治療の介入はしませんでした。

また本来であれば前方アンテリアガイダンスは下顎ぜんしを矯正し4歯でバランスよく付与したかったのですが今回は矯正をしないということで3歯でガイドさせるようにしまた上部補綴を連結しさらにスプリントで対応し力のコントロールをすることとしました。

 

抜歯後2ヶ月待ちCT撮影をし再度診断、水平的にGBRが必要であればインプラント同時埋入

垂直的にGBRが必要であればステージドアプローチ

埋入後6か月待ち軟組織の造成が必要であれば結合組織移植

プロビジョナルにてティッシュスカルプティング

歯肉が落ち着いたら上部構造とラミネートベニア製作

その後スプリント製作としました。

次回から実際の治療に入っていきます。

口腔インプラント学会専修医 氏井歯科矯正歯科 氏井公治

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