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前歯のインプラント治療は診査診断治療計画が大事(1)

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みなさま、こんにちは☺門真市萱島駅から徒歩3分の通いやすい歯医者 氏井歯科矯正歯科の院長の氏井公治です☺当院は、駅前でも駐車場が4台ございますので、お車でも来院しやすいです🚗私は口腔インプラント学会専修医であり、日々インプラントの研鑽を積んでおります。

今回は

前歯のインプラント治療について

お話しさせていただけたいと思ってます。

奥歯のインプラント治療は基本的には噛むことが目的(機能性)でそこまで歯の形等に影響はしません。

ただ歯の形をよくすることで清掃性がよくなるので患者様の希望によっては対応することもあります。

ただ前歯のインプラント治療は

審美性、長期性、機能性どれも満たさなければならず考えることがたくさんあります。

そのためには診査、診断が本当に大事です。

私のインプラントの師匠に言われたことが奥歯のインプラントを50本経験して初めて前歯のインプラント治療をしてもいいと言われたほどです。

それくらい前歯のインプラント治療は考えることがあります。

今回はそのような症例をご供覧させていただきます。

 

このような前歯2本欠損に対してインプラント治療を行うにあたり

①インプラントのポジション

②硬組織(骨)と軟組織(歯茎)

③上部構造の形態(被せ物)

のどれもが完全でないと前歯のインプラント治療は成功しません。

今回は 診査診断 治療計画 implant position hard tissue managementsoft  soft

tissue management 上部構造 ごとに項目を分けて進めさせていただきます。

それではケースにはいらせていただきます。

 

患者は39歳女性主婦。主訴は前歯のかぶせ物を綺麗にしたいとのことです

歯科既往歴として5年前事故により両側中切歯部歯冠破切。その後補綴治療をしたが審美的に満足がいかず治療を繰り返している。

希望として10年前の写真を持ってこられ事故前の状態に戻してほしいとありました。

パノラマです。部分的に垂直的骨吸収がみられますが全顎的には骨吸収は認められません。臼歯部は補綴処置歯が多数見られます。

歯周ポケット値は11 17 21において特に深く動揺も見られます。

 

特に主訴である上顎両側中切歯を診査すると全周にわたり6mm以上のポケット値が認められ@

前装冠が装着されており@シケイぶにおいて発赤腫脹

デンタルでは垂直的骨吸収@不適合補綴物が見られます。

顔貌では安静時でも中切歯が口唇より露出しておりスマイル時ではガミースマイルが見られます。

そこで持ってこられた10年前の写真を確認してみると

確かに10年前と比較し@両側中切歯部挺出しており@フレアーアウトしているように見えます。

患者さまの希望として10年前の状態に戻りたいというのがありましたが

以前の状態が決して審美的に問題がないわけではありません。

審美的要求の高い患者さまであり話し合った結果より良い状態になるよう治療していく方針とし診査診断をすることにしました。

続きます。こちらからです。

前歯のインプラント治療は診査診断治療計画が大事(2)

https://ujiisikakyousei.com/blog/2022/03/23/%e5%89%8d%e6%ad%af%e3%81%ae%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%97%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%88%e6%b2%bb%e7%99%82%e3%81%af%e8%a8%ba%e6%9f%bb%e8%a8%ba%e6%96%ad%e6%b2%bb%e7%99%82%e8%a8%88%e7%94%bb%e3%81%8c%e5%a4%a7-2/

日本口腔インプラント学会専修医 氏井歯科矯正歯科 氏井公治

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