みなさま、こんにちは!門真市萱島駅から徒歩3分の通いやすい歯医者 氏井歯科矯正歯科の川島です☺当院は、駅前でも駐車場が4台ございますので、お車でも来院しやすいです🚗木々が美しく紅葉🍁をし始めましたね☺お風邪など召されませんよう、くれぐれもご自愛くださいね☺今回は、『歯周病治療』についてお話しさせていただきます🦷
🍁歯周病治療は、検査結果をもとに2ステップ
・ステップ1→「見える部分」の歯石やプラークの除去
・ステップ2→「見えない部分」の歯石やプラークの除去
検査結果をもとに、治療計画を立てていきます。
重要なポイントは2つあります。
1.歯周ポケットの深さ
2.出血があるかどうか
です。
軽度の場合だと、歯ぐきより上の見える部分の歯石取りだけで終わりますが、歯周病の状況によっては、歯ぐきより下の見えない部分もしっかり歯石除去する必要があります。
<ステップ1「見える部分」の歯石やプラークの除去>
水を出しながら超音波の力でキレイにしていきます。
上下全ての歯を1~2回の治療で治します。
<ステップ2「見えない部分」の歯石やプラークの除去>
歯周病検査で4mm以上や、出血がある歯の、見えない部分の歯石やプラークの除去をします。
こちらは、先ほどの超音波の機械だけではキレイにできないので、手用の器具で3~6歯ずつ行います。
治療回数は、治療必要な歯が何本あるかで違ってきますが、平均で2~4回くらいの治療回数がかかります。
※重度の歯周病やお痛みがある場合は、麻酔をして行う場合もあります。
🍁「見えない部分」の治療とは❓
・わかりやすく車で例えると、エンジン整備のことです!
<歯石には2つの種類がある?>
歯石には2種類あります。見える歯石と、見えない歯石です。
見えない歯石とは、歯ぐきの内側の歯石です。
<見えている歯石を除去しただけでいいの?>
歯ぐきの上の見える歯石をしっかり取ると、とてもキレイになった感じがします。
ただ、これだけでは
まだ、根本的な解決になっていないのです!!
どんなことかというと・・・
<見えない歯石ってなに?>
車で例えると、
見える部分の治療は「洗車」
見えない部分の治療は「エンジン整備」
になります。
エンジンにトラブルがある場合、車を長持ちさせるには
洗車するだけでは長持ちしないですよね?
しっかりとエンジン整備をする必要があります。
歯周病治療も同じなんです❣
なんとなく、おわかり頂けましたでしょうか❓
ですから、歯周病が進行している歯は、見えない部分の治療が大切になります。
<見えない部分の治療方法>
見えない部分の歯石は、血液成分を含んだ歯石で黒ずんでいます。
また、長い時間をかけ沈着したので、とても強固についています。
そのために除去がとても困難な歯石です。
この硬い歯石は専用の器具で、少しずつ削り取っていきます。
平均で、2~4回くらいの治療回数がかかります。
そして実は、見えない歯石を取らないと、もったいないことがあるのです。
🍁どうして「見えない歯石」も取らないともったいないの❓
・歯みがきの効果が激減
・口臭にも影響がでる
<歯みがきの効果が激減>
歯みがきをしても、見えない歯石の中には歯周病菌がたくさんいるので、歯みがき効果が大きく減ってしまうのです。
<口臭にも影響>
口臭は、40代、50代がもっとも多い世代で、歯周病が原因の1つでもあるんです。
見えない歯石が歯周病を進行させてしまい、磨いても口臭が出てきてしまうこともあるのです。
せっかく歯みがきしていても、効果が半減したり口臭にも悪影響が出てきてしまうのは、もったいないですよね(>_<)
🍁まとめ
<効果的は歯周病対策とは❓>
①歯ぐきの上の見える部分の歯石を取り除く
↓
②歯ぐきの下の見えない部分の歯石を取り除く
↓
③丁寧に歯みがきをする
見えない歯石が残っている状態が続き、歯周病が進行してしまうと、一番心配なことがあります。
一度溶けてしまった骨は・・・
絶対に元に戻らないということです。
治療をすれば戻ると思っている方も多いのですが、治療をしても、失った骨は元には戻らないのです!
だからこそ、骨がまだある今のうちに、歯周病ができるだけ進まない環境を作ることが非常に重要です。
是非、当院と一緒にご自身の歯を少しでも長く残していきましょう!
次回は、『歯周病は再発してしまう?』について、お話しさせて頂きます。