みなさま、こんにちは🌸門真市萱島駅から徒歩3分の通いやすい歯医者 氏井歯科矯正歯科の歯科衛生士・トリートメントコーディネーターの川島です😊いつも、ブログを見ていただきありがとうございます。当院は、駅前でも駐車場が4台ございますので、お車でも来院しやすいですよ🚗
私は、かれこれ15年ほど、月に数回、保健センターで乳幼児の歯科保健指導を行っています。
「むし歯予防のおやつについて知りたい!」「チョコが好きで、むし歯が心配・・」というママが多いので、より日常生活にそったおやつのポイントについて話そうと思います。
そもそも、むし歯予防におやつの知識って重要?歯みがきしたら大丈夫なんじゃないの?
はっきり言います!
子どものむし歯予防は、「おやつの食べ方、選び方」が超重要!!です。
仕上げみがきに、どれだけ時間をかけていますか?
イヤイヤ期の仕上げみがきは、できていますか?
たぶん、100%の歯みがきはプロの私でも難しいのに、子どもの歯みがき、仕上げみがきでそこを目指すのは、なかなか大変です。
そして、子どものおやつの管理は、ママがしますよね。
おやつの知識がなければ、いくらお子様の歯みがき、仕上げみがきを頑張ったり、歯医者さんに定期的に通ったとしても、むし歯ができてしまうかもしれません・・・(ToT)
そこで、ママ達に気をつけてほしいことをまとめました。
0歳からむし歯にさせない!おやつの3つのポイント
1.おやつの3原則を守りきる
・「ママは買わない!与えない!お友達にもあげない」
・ 子供の前で頂いたおやつはOK!
2.ジュースのダラダラ飲みはダメ!
・ スポーツ飲料、乳酸菌飲料は、糖分がたくさん含まれている
・ お砂糖はカルシウムとくっついて、おしっことしてながれていく
3.生えたての3年間はおやつは控える
・ 砂糖が歯の表面にひっつきやすい、中学校卒業までは制限をかける
1.ママは買わない!与えない!お友達にもあげない!の三原則を守りきる!
まず、歯にべったりくっつきやすく、お砂糖がたくさん含まれているおやつは、むし歯になりやすいおやつです。例えば、あめ・ガム・チョコレート・ハイチュウ・ぷっちょ・メントス・ミルキー・ポイフルなど。
よく噛まないと飲み込めないので、お口に糖が残る時間が長くなります。また、噛むことで歯の溝にお砂糖がはいりこんでしまい、歯ブラシはその溝奥深くまでは、届きにくいです。
そこで、このようなおやつは、
「ママは買わない!与えない!お友達にもあげない!」ようにして頂きたいです。
結構ハードかなとは思いますが、この三原則を行ってもらうことがお子様の歯をむし歯から守ることにつながります。
なぜかというと、やっぱりお母さんが一番お子様とお買い物に行くことが多いからです。
一度、お菓子を買ってしまうと、次に買い物に行った時も「また、買って〜」となることがほとんどなので、まずお母さんは買わない!ということを守って頂けたらなと思います。これをすることで、お子さん自身も歯に悪いお菓子や大丈夫なお菓子を見極める力もついてきます。
子どもの前で頂いたおやつはOK!お菓子を食べない子を作りたいわけではありません
おやつの三原則を守ってほしいとお伝えしましたが、お父さんやおじいちゃん、おばあちゃんとお買い物に行った時は、好きなものを買ってもらうのはOKです。
例えば、今日はチョコ、明日はグミ、明後日はクッキーなど、毎日お菓子を食べる生活をしていると、かなりむし歯のリスクが上がりますが、1週間に1.2回チョコやクッキーなどを食べても、それでむし歯になることはほとんどありません。
むし歯になりやすいお菓子を食べる頻度を減らす工夫が大切です。
また、誰かからお菓子をもらうのもOKです。
お菓子を食べない子を作りたいわけではありません。
制限をかけすぎると、自分で買えるようになった時に、反動でお菓子をいっぱい買ったり、ジュースもたくさん飲むようになってしまいます。
ですから、適度に与えるということは、とても大切な考え方になってきます。
頂いたものは「要りません」ではなく、ありがたく頂いて「ありがとう」といえる環境にしておくことが、お母さんにとってもお子さんにとってもストレスフリーになって良いかなと思います。
2、ヤクルト・ポカリスエットなどのスポーツ飲料は糖分が多いので飲み方には注意が必要
ジュースも同じで、コーラやスポーツドリンクにはたくさんのお砂糖が含まれています。
例えば、コーラには、角砂糖17個分のお砂糖がはいっていて、1時間かけて17個の角砂糖をペロペロ舐めてみて、といわれてもなかなか難しいですが、1時間かけてコーラ1本飲み干してみて、といわれると簡単にできると思います。
つまり、日々私達は、知らない間に、お砂糖をたくさん取っていることになります。
お砂糖はカルシウムとくっついて、おしっことして流れていくといわれています。せっかくカルシウムをたくさん取っていても、お砂糖をたくさん取ることで流れていくので、できるだけジュースやお菓子を控えるようにしてくださいね。
ただし、さっきと同じで絶対与えないのではなく、メリハリをつけましょう!
例えば、外食をした時やテーマパークに行った時などはOKです。常に、お家にジュースがあって、好きな時に飲ませるというのはやめておいてください。
野菜生活やヤクルトなどの乳酸菌飲料にも糖分がたくさん含まれています。飲んだあと、水を飲むのもオススメです。
3、生えたての3年間はおやつを控える
では、このお砂糖の摂取、中学校3年生までは制限を続けて頂きたいです。
なぜかというと、生えたての歯は表面がボコボコしていてお砂糖が張り付きやすいのですが、3年ぐらいかけてツルツルになってきます。そうなると、お砂糖が歯にくっつきにくくなったり、剥がれやすかったりします。
6歳ぐらいで乳歯が全部ツルツルになるのですが、次は、子どもの前歯が抜けて、大人の歯が生えてきます。
その前歯がツルツルになるのに3年、次奥歯がツルツルになるのに3年とみていくと、中学校3年生の頃はまだ、大人の歯のどこかがボコボコしている状態なので、その期間までは、できるだけお砂糖に触れさせないようにしてください。
おやつ選びの参考に☆
まとめ
今回は、「0歳からむし歯にさせない!おやつの3つのポイント」についてお話ししました。
1.おやつの3原則を守りきる
2.ジュースのダラダラ飲みはダメ!
3、生えたての3年間はおやつを控える
いかがでしたか?
おやつを食べてはいけないわけではなく、食べる頻度を減らしてもらうために、 「ママは買わない!与えない!お友達にもあげない!」
ということをぜひ、日常生活で実践してみてください。
もちろん、おやつをたべた後は、歯みがきすることも忘れずに〜
むし歯予防を通して、親子の絆もすごく深められると思います👶
氏井歯科矯正歯科では、0歳からむし歯ゼロのお子様を増やせるよう、予防の知識や技術をお伝えしていきます。
ご質問などがございましたら、お気軽に当院までお尋ねくださいね🌸