みなさんこんにちは😃門真市萱島駅から徒歩3分の通いやすい歯医者 氏井歯科矯正歯科の歯科衛生士 小関です🦷🪥当院は、駅前でも駐車場が4台ございますので、お車でも来院しやすいです🚗
今回の内容はカリオロジーについてです。
カリオロジーとは虫歯学・虫歯論のことで、なぜ虫歯になるのか、虫歯になる過程についてや食事の取り方などのお話しです😊
皆さんに質問です!
虫歯の原因は何だと思いますか?
それは主に「歯垢(プラーク)」でしたよね
これには「バイオフィルム」という生態系があり、特殊な膜で覆われて細菌が増殖しています。
⭐︎プラーク
細菌の塊で、1グラムに100万〜1000億個以上もの細菌量があります。
★バイオフィルム
細菌などが集まってできた「歯の面のヌルヌル」、「ネバネバした細菌の塊」のこと
この二つはうがいをするだけでは取れないため、日々のブラッシングが大切です😌
ですが、「しっかりと歯ブラシをしてるし虫歯にならない!やったー!」と思っていませんか?
実は虫歯になるのはこれだけが原因ではないのです…!
まずは1960年代にKeyesという研究者が提唱した「Keyes3つの輪」という概念があります
虫歯というのは「歯」、「細菌」、「砂糖」の輪が重なったときに発生することを説明している模式図です。
この3つに、食べ物や飲み物を口にしてから歯磨きをするまでの「時間」を足した「Newbrunの4つの輪」が虫歯発生の考え方になっています。
細菌は糖から栄養を得て、酸を出します。その酸が歯の表面を溶かし、カルシウムやリンが溶けてしまいます。その状態が続くと虫歯になります。
ですが唾液の力や歯磨きによってカルシウムやリンが再び歯の表面に取り込まれることで歯の健康は維持されています。食事をするたびにこれが繰り返されています。
簡単に言えば糖を摂取する時間、回数が多いと唾液が活躍する時間が減るため歯は危険な状態に長時間晒される…ということです!
★歯の質
歯の質を向上させるにはフッ素を取り入れることが重要です。そしてよく噛んで食べて、唾液をしっかりだすことで虫歯予防につながります
★砂糖
糖は体にとって必要な栄養素ですが、適度に摂取しつつ、虫歯にならないお口作りが必要です
★菌
お口の中の細菌を減らすためには、毎日の丁寧なブラッシングと定期検診が必要です
★時間
お口の中がずっと酸性にならないために、おやつの時間は決めて、ダラダラ食べたりダラダラ砂糖入りの飲み物を飲んだりしないようにしましょう
おやつのあとは歯磨きをするのが理想ですが、難しい場合はうがいでも効果はあります👍🏻
つまり、虫歯になる習慣は様々で
「歯磨き不足だけではない」
ということです!!
今日お話しした
「歯垢(プラーク)コントロール、歯磨き」「唾液の質「虫歯菌の量」「飲食習慣」「ダラダラの飲食」
に気を付けてご自身のお口の健康を守りましょう!
砂糖や唾液の詳しいお話はまたブログでお伝えします⭐︎
歯のことについてなにかご質問等あれば、お気軽に氏井歯科矯正歯科へご相談ください🌼