みなさま、こんにちは🦷☆☆彡門真市萱島駅から徒歩3分の通いやすい歯医者 氏井歯科矯正歯科の歯科衛生士 川島です。当院は、駅前でも駐車場が4台ございますので、お車でも来院しやすいです🚗
今回は、「これからお母さんになる方」「授乳期のお母さん」へ
「0歳からの歯ならび予防(哺乳編)」をお伝えしたいと思います👶
わが子には、白い歯、そして、きれいな歯並びになってほしいと願いますよね🌟
むし歯も歯並びも、予防が重要です!!
まだ、歯も生えていないのに!?っと思われた方…
実は、生まれたときからできることがあります!!
👶生まれたときから、歯ならびの土台作りを!
~歯ならびの土台は、「顎の骨」~
歯をおさめ、支えているのは顎の骨です。
顎の骨がしっかり成長しないまま歯がどんどん出てくると、あとから出てくる歯のスペースがなくなります。
すると、隣同士の歯が押し合いへし合いになり、最終的には、ガタガタの歯並びになってしまうのです。
だから、顎が小さい子や、歯が平均より大きめな子も、歯並びが崩れるようになります。
このように、歯並びは、「幼い頃からの顎の成長」が大きなポイントとなります。
ただし、顎が大きくなるといっても、エラが張ったり、受け口になったりするわけではないので、安心してくださいね。
顎は、前方やアーチが広がることで成長します。
お母さんに意識して頂きたいのは、
顎の骨の正常な発達は、
「歯が生える前の、生まれた瞬間から始まっている」ということなのです!!
👶顎の骨を大きく育てるためには?
〜おっぱいを飲むときの「唇と舌の動き」が大事〜
赤ちゃんの顎、特に上顎の運動刺激が、顎の骨の成長を促します。
それが、「哺乳」「授乳」なのです。
乳首に吸い付く時、赤ちゃんの唇や舌の筋肉は、「ぎゅっぎゅっ」と収縮します。
唇と舌で乳首を絞って、出てきた乳汁をごっくんと飲み込みます。
それは同時に、唇や舌の自然な「筋トレ」にもなります。
筋肉が力強く伸び縮みする力に耐えられるように、骨もしっかりと発達していくのです。
👶顎の成長のポイント
「落ちベロ」にさせない
落ちベロというのは、低位舌(ていいぜつ)という、舌の位置が下がってしまっている状態です。
生まれたての赤ちゃんの舌は、必ず上顎に付いています。
ところが、授乳や離乳食の与え方がよくないと舌の力が発達しにくく、落ちベロの状態になってしまうのです。
落ちベロは、ものを飲み込むとき、前歯を後ろから押し出すようにするため、口を開けっ放しにする口呼吸や上下の出っ歯になりやすくなります。
その上、舌を上顎に接触させる必要のある、「カ」「サ」「タ」行の発音がしにくくなります。
つまり、落ちベロには、いいところ全くナシです!!
👶落ちベロにさせない授乳の仕方とは?
母乳では➩乳首をしっかり口に含ませる
哺乳瓶では➩乳首を成長にあった新品のものにこまめに交換する
<母乳の場合>
◎両手できちんと赤ちゃんを抱き寄せて、乳首を唇にしっかりつけ、お口の奥まで深くくわえさせましょう。
◎首が後ろに反ると、哺乳期の赤ちゃんは上口唇を自ら閉じることができないので、お口が開いた状態になります。
抱っこの仕方に気をつけましょう!鼻呼吸を促す姿勢をとりましょう☆☆彡
◎スマホやテレビを見ながらの”ながら授乳”は控えましょう。
赤ちゃんの口いっぱいに、しっかりと乳首を入れてあげにくくなります。
◎たくさんおっぱいがでる場合、乳首の先っぽが赤ちゃんの口に浅く入っているだけでも、おっぱいは与えられるかもしれませんが、歯育てにおいては、不十分です!
浅飲みではなく、深飲みで、飲ませましょう!
<哺乳瓶の場合>
◎乳首の吸い口の大きさなど、発育に合わせてこまめに新調してあげましょう!
◎「早く飲んでくれるように」と穴の大きな乳首を選ぶのではなく、お口のトレーニングのため月齢に合わせて適切なものを購入しましょう!
👶まとめ
「0歳からの歯ならび(哺乳編)」いかがだったでしょうか?
顎の成長のために、落ちベロにならないポイントをお伝えしました。
しっかりと抱き寄せて、赤ちゃんの目を見ながら授乳する…
母子関係を育む基本のスキンシップは、
お子様の顎や歯ならびを正しく育てることにもつながっているのですね☆☆彡
次回は、「0歳からの歯ならび(離乳食編)」をお伝えします🦷👶
楽しみにしていて下さいね(^^♪
ご質問などございましたら、お気軽に氏井歯科矯正歯科までお尋ねくださいませ♪