みなさま、こんにちは🌰門真市萱島駅から徒歩3分の通いやすい歯医者 氏井歯科矯正歯科の歯科衛生士の川島です☺当院は、駅前でも駐車場が4台ございますので、お車でも来院しやすいです🚗
さて、10月に入り、食欲の秋を迎えますね🌰何でも美味しく食べるには、「お口の健康」が大切です🌟
むし歯や歯周病からお口の健康を守ることは、全身の健康や免疫アップにも大きな力を発揮します🌟
そこで今回は、「歯周病はどのように発症するの?」というお話しをしたいと思います。
🌰歯周病はどのように発症するの❓
~答えは歯ぐきからの出血
毎日のお口のケアで、みがき残しの汚れ(プラーク)があると、だんだんと歯ぐきに炎症がおきてきます。
例えば、歯ぐきに赤く腫れた部分があったり、歯ぐきに丸みがあり、ブヨブヨしている・・・
これも、歯周病の始まりです。
しかし、この始まりは、大した事ありません。
そして、磨き残しのプラークによる炎症が広がった時・・・
とうとう歯ぐきからの出血が始まります。
この出血が本当に大きな意味があります!!
なぜなら極悪の歯周病菌、
例えばポルフィロモナスジンジバーリスという菌は、食いしん坊で、いつもお腹を空かせています。
彼らの大好物と言えば・・・
「鉄分」と「タンパク質」❣
この2つが歯周病菌には必要なんです。
この2つがなければ、歯周病菌が悪さはできないです。
だから、歯周病菌がお口の中にいてもこの2つがない限りちょっと安心。
でも出血があると・・・
この鉄分とタンパク質が、歯周病菌に力と激しい増殖力を与えてしまいます。
つまり歯ぐきからの出血が始まったとたん、歯周病菌はどんどん増殖し始めて、歯周病を本格的に始めてしまうスイッチになります!!!!!!!
🌰検査の方法
ですから、歯周病の検査で、出血の箇所や有無を知ることは、歯周病の病態を把握する上で、とても大切な検査なのです🌟
そして、検査は、病状の経過を知る上で何回か行うので、
私たちは、患者様に痛みなく、不快を与えないように検査をしなくてはならないと思います。
そこで、講師の先生をお招きし、研修を行いました。
🌰痛くない・不快を与えない施術の院内研修
歯科衛生士の十時(ととき)先生から「歯周病治療の流れ」についてのレクチャーを受け、院内での確認事項を共有しました。
また、デモでは、検査器具の持ち方、力の入れ方、動かし方の再確認ができ、実り多い研修でした☺
十時先生、ありがとうございました☺
次回は、相互実習が多い研修で、楽しみですし、患者様に安心して施術を受けて頂けるよう、トレーニングに励みたいと思います❣
🌰歯周病になりやすい人とそうでない人がいるのはどうして❓
答えは、・歯ぐきの抵抗力
・ご自身の持っている口腔内細菌の種類による
歯周病になりやすい人とそうでない人がいるのはどうしてでしょうか??
その理由は2つあります。
<歯ぐきの抵抗力>
1つは歯ぐきの抵抗力です。これは遺伝的な要因ですから、変えられません。
ですが、生活習慣も影響しますので、気をつけることができます❣
例えば
タバコ、アルコール、そして不健康な生活習慣です。
こういうものも歯ぐきの抵抗力に大きな影響与えます!
<お口の中の細菌の種類>
2つめは、ご自身のプラークの中に、どれだけ、悪玉菌が住み着いているかが関係しています。
ご自身の持っている、口腔内細菌の悪玉菌、善玉菌、日和見菌の種類のバランスによります。
ポルフィロモナスジンジバーリスのような、極悪の歯周病菌がいる場合は、早くそして容易に歯周病が発症します。
ですから、お口の中にあまり悪玉菌がいないと、少々磨き残しがあっても不思議に歯周病になりにくい場合があります。
歯ぐきの抵抗力、そして口の中に住んでいる悪玉菌、善玉菌、日和見菌の種類によって、歯周病の発症しやすさは決まってきます。
🌰まとめ
今回は、歯ぐきからの出血が、極悪の歯周病菌の増加を促し、歯周病を本格的に始めるスイッチになるとお話ししました。
ですから、歯周病治療の目標は、歯ぐきからの出血を止めることになります。
そのためには、ご自身の適切なセルフケアと歯科医院での歯周治療や定期的なメンテナンスが必要です!
そして、今は、歯ぐきからの出血がない、調子がよいと思っていても、
歯周病菌は生き残っていて、虎視眈々と歯周病の再発をねらっています(>_<)
歯周病に、完治はありません!!!!!!!
また、歯周病になりやすい人は、歯ぐきの抵抗力を高めるように、生活習慣を見直してみましょう☺
何かわからないことがあれば、氏井歯科矯正歯科にお気軽にお尋ねくださいね☺