みなさま、こんにちは☺門真市萱島駅から徒歩3分の通いやすい歯医者 氏井歯科矯正歯科の院長の氏井公治です☺当院は、駅前でも駐車場が4台ございますので、お車でも来院しやすいです🚗私は口腔インプラント学会専修医であり、日々インプラントの研鑽を積んでおります.
続きです。
それでは最終補綴物製作に入ります。
まずは最終補綴物作製にあたり清掃性の確認をしました。上顎に関してはプロビジョナル装着後
だいぶ期間もかかっていることより歯肉が退縮しております。
退縮した部位に対して形態の改善を図りました。シリコンを流し込んで
模型上でレジンを盛りあげて、粘膜面の形態を修正しております。
その後何度かプロビジョナルの清掃状態を確認し形態を改善しています。
歯間ブラシが一定方向から通せることやウォーターピックを購入していただき
清掃するように指導しました。
ただし、正中部のポジション部や臼歯部でも清掃不良が特に認められました。
そこで清掃性確保のため、最終補綴物の材質はジルコニアフレームとして少しでも清掃性が向上するようにしました。またしんそくのみ審美生のためレイヤリング予定としております。
下顎に関しては 上顎がジルコニアフレームなので破折をできるだけ防止したいこと、ジルコニア同士ならカチカチ音が気になるという可能性があったのでメタルフレームを使用したハイブリッドとしました。下顎の3-3に関しては動揺が残っていたことから連結という設計としました。
それでは印象採得に入ります。フルアーチの印象ではデーターのずれが大きく現時点では従来ほうの方がまさっているということをDGPコースで教えていただきましたが、患者さんの強い希望からどうしても印象が苦手なのでまずは光学印象でやってみて精度が悪ければ従来ほうでやりなおすという条件でやってみることとなりました。ただし位置確認のためメタルジグを使用することにしています。
まずはスキャンボディをたてて光学印象です。トリオスとi500の二つIOSを使用してできる限り多くの情報を得ることにしました。
プロビジョナルのスキャンをします。基底面のスキャンもして形態の参考にしています。
またメタルジグにて位置確認の採得もしました。
ジグで採得した模型にIOSデーターをマッチングさせ形態のシミュレーションしまずは
レジンモールドを製作しました。
レジンモールド装着後です。これで適合状態や顔ぼう、咬合の評価をします。
適合状態全て問題ありませんでした。よってこのレジンモールドをジルコニアに置き換えます。
最終補綴物完成です。チタンベースを利用したジルコニアハイブリッドデザインと
なっております。
口腔内装着後です。適合に不安があったのでデンタルでは問題がないように
見えます。
口腔インプラント学会 専修医 氏井歯科矯正歯科
氏井公治