みなさま、こんにちは☺門真市萱島駅から徒歩3分の通いやすい歯医者 氏井歯科矯正歯科の院長の氏井公治です☺当院は、駅前でも駐車場が4台ございますので、お車でも来院しやすいです🚗私は口腔インプラント学会専修医であり、日々インプラントの研鑽を積んでおります.
8の続きです。
6ヶ月の待時期間を置きました。何度か仮歯が破折することがありましたがワイヤー補強して修理して過ごしていただきました。
6ヶ月後二次オペに入ります。今回は十分な角化歯肉が存在していたのでAPFとさせていただきました。
左側の二時オペです。部分総弁を形成しTHAに変えて骨膜縫合をしています。
右側の二時オペです。こちらも部分総弁を形成しています。両側とも部分総弁なので実際のコツの状態は分かりませんがスレッドが露出しているようなことはなく骨に問題はないと思われます。
二次オペ前と二次オペ後です。十分な角化歯肉があるのを確認しプロビジョナルの製作に移ります。
患者さんはもともと舌が大きく嘔吐反射があり印象が苦手なかたでした。今までは我慢してくれてなんとか印象していましたが少しでも負担を軽減できるようインプラントと相性のいいIOSで印象するように提案したところ喜んで受け入れてくれました。また4ユニット以内なら光学印象で十分な正確さがあるとされております。
片側ずつ光学印象をしてバイトを合わせてプロビジョナル作製としています。
セット後です。デンタルを見ても光学印象で精度は適合に問題はありませんでした。4ユニット以内なら患者さんの負担を軽減するためにも有効な手段ではないかと考えます。
プロビジョナルセット後のパノラマです。セット後に咬合に問題がないことを確認し3747抜歯としました。
術前と術後のCTです。特にインプラントポジション、骨の状態に問題はありません。
またこの時点でセファロを取り再度し軸傾斜角度を調べたところ全て標準偏差内に収まっております。
以上から上下のプロビジョナルの完成としました。
この時点で患者さんはなんでも噛めるようになって日常生活に何も不満はないということです。ひとまずは患者さんのオーラルフレイルの回復はできたと思います。希望である入れ歯をできる限りしないことということに寄り添って、QOLを維持しつつ咬合の回復することができてよかっと思っています。
また高齢者の患者に対して抜歯即時をして治療期間の短縮をしたこと、せざるをえないGBRに関しては確実にできたことで最小限の侵襲で治療を進めれたのではないかと思っています。デジタルを使用し光学印象することで負担を減らすこともできました。
続きます
口腔インプラント学会 専修医 氏井歯科矯正歯科
氏井公治