みなさま、こんにちは🌸門真市萱島駅から徒歩3分の通いやすい歯医者 氏井歯科矯正歯科の歯科衛生士の川島です☺当院は、駅前でも駐車場が4台ございますので、お車でも来院しやすいです🚗
4月は、新年度・新学期の季節ですね🌸新しい生活がスタートした方もいらっしゃるかと思います。
当院でも、4月から新しい歯科衛生士の中西さんが仲間入りしました❣上品で朗らかな、真面目な方です☺
新しいスタッフも加わり、ますますパワーアップしていく氏井歯科矯正歯科をどうぞよろしくお願いいたします☺
さて、今回のテーマは、「フッ化物(フッ素)の効果」についてです❣
フッ素とは何か❓働きは❓
フッ素の種類にはどんなものがあるか❓
歯科医院で販売されているフッ素セルフケア商品とは❓
などについて、お話ししていこうと思います☺
🌸フッ素とは❓
フッ素は天然に存在する元素で、私たちの身近な自然界にある元素の一つです。
日常的に飲料水(上水道、簡易水道水、井戸水)やお茶(特に緑茶)などから摂取され、海産物中には高濃度のフッ化物が含まれています。
🌸フッ素の働きとは❓
1.歯質強化💪
フッ素はエナメル質と結びついて歯を丈夫にし、酸に溶けにくい抵抗力のある歯質をつくります。
2.酸産生の抑制💪
フッ素は細菌に作用して、むし歯の原因となる酸の生成を抑制します。
3.再石灰化の促進💪
フッ素が酸で溶けてしまった歯の表面、つまり、むし歯になりかけた部分をもとにもどします。
歯は毎日、脱灰(溶ける)と再石灰化(修復)を繰り返しています。むし歯菌が酸を大量につくり、酸に溶けることが優勢になると、むし歯になって歯に穴があいてしまいます。
フッ素は、唾液中のカルシウムが歯に付着するのをサポートする力があるので、初期のむし歯をもとにもどすこと(再石灰化作用)が期待できるのです。
🌸フッ素は、子どもだけのもの❓
~子どもからお年寄りまで一生利用できます☺~
歯は、生え始めてから数年間がもっともむし歯にかかりやすいです。
特に乳歯の生え始める乳幼児ごろから、永久歯が生えそろう15歳ごろまでが、もっとも重要なのです❣
しかし、フッ素の利用は、子どもだけのものではありません!!
現在、残存歯の増加に伴い、中高年層、高齢者のむし歯が増えています。
乳幼児からお年寄りまで、フッ化物の利用がオススメです❣
☆当院での老人ホームへの訪問歯科診療では、1本でも歯がある方対象に、定期的にフッ化物塗布を行っております。☆
🌸フッ素の予防ケアの種類とは❓
1.フッ化物配合の歯みがき剤
歯みがき剤の成分表でフッ化物は、
「NaF(フッ化ナトリウム)」「MFP(モノフルオロリン酸ナトリウム)」などと表記されます。
<使用のポイント>
・1日に2回以上、フッ化物配合歯磨き剤で歯をみがく
・10~15mlのお水をお口に含み、5秒程度、軽くブクブクうがいをする
・うがいは1回程度とする
・歯みがき後、1~2時間は飲食をひかえる
<注意事項>
フッ素濃度1000~1500ppmの歯みがき剤は、6歳未満の子どもには使用をひかえる
当院では、ご自宅でもフッ素を塗って頂けるように、フッ素入りセルフケア製品を受付で販売しております。一例をご紹介します。
☛GC 「大人のトータルジェル」
フッ素1450ppmと高濃度です。
歯肉や修復物に優しい「研磨剤、清掃剤フリー」で、電動歯ブラシにも使用できます。
☛GC 「ルシェロホワイト」
フッ素950ppmあり、むし歯予防+ホワイトニング効果があります。
☛LION 「チェックアップジェル」
フッ素500~950ppm含有です。幼児から児童向けとなっています。
2.フッ化物配合の洗口液
・4歳くらいからうがいをする方法で、歯みがき剤でブラッシングした後に洗口液を使用する方法です。
・使用量は5~10mlで30秒~1分間、下を向いた姿勢で歯全体に行き渡るようにブクブクうがいをします。
・吐き出した後、たまった唾液は1~2回出して、30分はうがいや飲食は控えてください。
3.歯科医院でのフッ素塗布
歯科医師または歯科衛生士が歯に直接塗ることです。
1歳半頃から行うことができます。
市販されていない高濃度のフッ素を適正量、塗布させてもらいます。
当院では、フルオールゼリー歯科用2%を使用しています。
フッ素濃度は1g中 フッ化ナトリウム20mgです。
フッ素9000ppmです。
🌸まとめ
フッ素はむし歯予防の「世界の常識」といわれるほど、確立されています。
日々の家での、フッ素の利用と歯科医院でのフッ素塗布の併用がオススメです❣
是非、氏井歯科矯正歯科と一緒に、むし歯予防に取り組んでみませんか?☺
お気軽にお尋ねくださいね☺