みなさま、こんにちは☺門真市萱島駅から徒歩3分の通いやすい歯医者 氏井歯科矯正歯科の院長の氏井公治です☺当院は、駅前でも駐車場が4台ございますので、お車でも来院しやすいです🚗私は口腔インプラント学会専修医であり、日々インプラントの研鑽を積んでおります。
18歳の女性未成年者でもインプラント治療って可能なの?(4)
(3)の続きです。
まずは軟組織の診査です。
軟組織の診査では角化歯肉幅は狭く thin scalopped type 歯肉腫脹があり
抜歯をすると軟組織が大きく退縮する可能性が高いようにおもわれます。
反対即同名歯との診査では形態が三角けいと高い位置で歯肉を維持する必要があります。
シケイブの歯肉のラインは同レベルでありますが水平的な吸収が予想され歯肉をボリュームを維持するためCTGをする必要があると考えました。
硬組織は唇側において高い位置で歯槽骨が残っておりますが0.6mmと非常に薄くなっており抜歯をすると吸収する可能性が高く思われます。
現在のシケイライン縁下3mmの位置でインプラント体を設定するとこんせん付近に初期固定を得るだけ骨は見られギャップが3.8mm確保できることがわかりました。
隣在歯との槽間中隔を見ると骨は消失しておらず正常であり特に問題はありません。
以上の点から軟組織の温存を図るためためフラップレス
初期固定を得るための骨があるためイミディエート
ギャップには唇側骨の吸収を補償するため遅延吸収型補填剤@
その上にCTGをすることで最小限の侵襲で審美的機能的に許容範囲のできるインプラント治療ができると判断しました。
診断用ワックスアップとCTデーターを元に
ノーベルクリニシャンでシミュレーションしガイドを作成しました。
スクリューリテインができるよう基底結節に方向を定めまたインプラント体と唇側骨とのスペースが2から4mm 縁下3mmの位置で13mmのインプラント体を設定しました。
次回から実際のオペに入ります。
日本口腔インプラント学会 専修医氏井 公治