みなさま、こんにちは☺門真市萱島駅から徒歩3分の通いやすい歯医者 氏井歯科矯正歯科の院長の氏井公治です☺当院は、駅前でも駐車場が4台ございますので、お車でも来院しやすいです🚗私は口腔インプラント学会専修医であり、日々インプラントの研鑽を積んでおります。
18歳の女性未成年者でもインプラント治療って可能なの? (2)の続きです。
そこでこの患者さんに対しインプラント治療が可能な条件なのか適正なのか診査していきました。
まずは顔貌タイプの診査をします。
顔貌写真ではドリコフェイシャルタイプ 側方面観はストレートであることがわかりました。
次にこのような側貌写真を撮影しtweedの分析の標準偏差よりFMAで短頭系か長頭系か分類しました。
FMAは28.4°でtweedの分析の標準偏差ではaverage face に分類されました。
また長さを計測するリニア分析では NーMe ANS- Meの距離が同年齢の標準偏差より低いことがわかりました。この二つの診査により標準的から短径顔ぼうに位置すると判断しました。
身長は中学三年生からとまっているということです。
また手根骨の評価として有鈎骨に石灰化が認められることから成長の完了時期
であることが考察されます。
また近年欧米では手根骨による評価法はほとんど用いられず代わりにCVMという評価法を用いられております。
セファロから頚椎の形態をCs1-6のステージで判別します
この患者さんはCs6ステージでしたのでこの評価法において成長は完了しているといえます。
垂直的な成長が完了する時期の18歳の女性であること、顔面タイプが短径顔貌から標準、3年間の身長の変化がないこと、手根骨、CVMからほぼ成長は完了してると判断し
インプラント治療しても問題ないと判断しました。
次にインプラント治療に対する診断に入っていきます。
(4)に続きます。
日本口腔インプラント学会専修医 氏井歯科矯正歯科 氏井公治