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25歳の女性に対して矯正治療をして適正な補綴スペースを確保後インプラント治療をして噛み合わせを改善した症例

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みなさま、こんにちは☺門真市萱島駅から徒歩3分の通いやすい歯医者 氏井歯科矯正歯科の院長の氏井公治です☺当院は、駅前でも駐車場が4台ございますので、お車でも来院しやすいです🚗私は口腔インプラント学会専修医であり、日々インプラントの研鑽を積んでおります。

今回は

25歳女性に対して矯正治療をして適正な補綴スペースを確保後インプラント治療をして噛み合わせを改善した症例

についてご供覧させていただきます。

患者さんの主訴としては右上の6番目の歯と右下の6番目の歯を何らかの原因で抜歯した後に長期間放置をされていたことにより後の歯が倒れてきたことにより右側でかみにくくなったので

改善してほしいということでした。

レントゲン写真を見ると

このように倒れ込んでしまっています。

改善方法としては色々あるとは思うのですが患者様と話し合った結果

①右上の6番目の歯に対しては矯正治療によって7番目の歯を6番目の位置まで

 持っていき噛み合わせを回復させる

②右下の6番目の歯に対しては7番目の歯を元の位置まで起こし出来上がった

 スペースに対してインプラント治療をする

という治療計画となりました。

こうすることで

時間はかかるかもしれませんが結果的に歯列全体のバランスが取れて長期的な予後が期待できます。

またブリッジ治療で無理やり歯の傾斜を改善するのとは違い

①歯の神経が残せる

②歯を削らなくてもすむ

等の利点もあります。

そこでまずは矯正治療に入ります。

※前に提示した2枚の写真は既に矯正治療にはいっています。術前の写真がなかったので

 申し訳ございません。

上の矯正に対してはこのような装置をつけます。

3番目から7番目の歯の頬側にブラケットという装置をつけてワイヤー

を交換することにより歯を移動します。

また歯が移動するときに固定源が必要となるので3番目から3番目の歯に対して

ワイヤーを装着します。

下に対しても同じく3番目の歯から7番目の歯に対してブラケット装置をつけて歯を移動していきます。

月に一度お越しいただきワイヤーの交換やゴム、コイルスプリングを装着し徐々に歯を移動します。

一年後のレントゲンと写真です。ブラケットを外した状態です。

レントゲン写真を見ると

①右上の7番目の歯が起きて6番目の歯の位置に綺麗に位置した

②右下の7番目の歯が起きて6番目にインプラントを入れるスペースができた

ことが確認できました。

そこで次にインプラント治療に入っていきます。

CT撮影をすると

骨幅高さともに十分な骨があることが確認できましたのでインプラント埋入としました。

埋入後です。この状態で3ヶ月待ち2次オペ、型取りをして完成です。

術後3年の写真です。特に問題はなく安定した状態を保っております。

患者さんはよく噛めるようになり大変満足されていました。

術前と術後です。

このように矯正とインプラントを利用することにより

① 歯を削らなくても歯の位置を元に戻せる。

 それが長期的な予後に必ず繋がります。

 ブリッジ治療だと場合によっては神経をとることもあります。

②インプラントを利用することで歯を削ってブリッジ治療をしなくても

 噛み合わせを回復することができる。

等メリットがあります。

長文読んでいただきありがとうございました。

氏井 公治

 

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