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60歳 女性 下顎総義歯の悩みををインプラントオーバーデンチャーにて解消した症例

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みなさま、こんにちは☺門真市萱島駅から徒歩3分の通いやすい歯医者 氏井歯科矯正歯科の院長の氏井公治です☺当院は、駅前でも駐車場が4台ございますので、お車でも来院しやすいです🚗

今回は下顎の総義歯の悩みをインプラントオーバーデンチャーにて回復させた症例

をご供覧させていただきます。

患者さんは60歳女性。下顎は総義歯を使用されていましたが

このように歯茎がだいぶ痩せてしまって下の総入れ歯がお食事のたびに安定せずに

好きなものも食べられず困っておられました。

そこでインプラントを土台にしたインプラントオーバーデンチャー

のご提案をしたところ受け入れていただけました。

まずは

現在使用している義歯をコピーしてCT撮影をします。

ここがよく噛めるインプラントオーバーデンチャーを作製するポイントです。

インプラントは診断が大事です。

このように義歯の上にインプラントを入れた時に骨があるかないかを

シミュレーションします。このケースでは問題はなかったのでストローマン ボーンレベル

Φ4.1✖︎10mmのインプラント体を埋入しました。

埋入後です。インプラント体を2本埋入しました。

このように骨にシミュレーション通りにインプラント体が

埋入していることがわかります。

下顎の総義歯に対してはインプラント2本で十分な機能回復ができるという

エビデンスがあります。

この後3ヶ月待って

このようにインプラント体の上にボタンをつけます。

入れ歯の方にはゴムをつけます。

このゴムは強さを自由にかえることができます。

このシステムをロケーターと言います。

こうすることで食事の時も安定した入れ歯を作製することができます。

ただしこれで終わりではありません

インプラントオーバーデンチャーーはよく噛めることから割れてきます。

そこで金属を用いた入れ歯に変更する必要があります。

また入れ歯のたわみを防ぐことで

インプラント自体に対する負担も軽減する

ことができます。

現義歯をコピーします。

そのまま型取りと高さ合わせをします。そうすることで

現在の入れ歯の噛み合わせの通りに新しい入れ歯を作ることができます。

このように金属に裏打ちされた入れ歯が出来上がりました。

ここに再度ゴムをつけます。

上顎も金属床となっております。

治療後の写真です。

入れ歯を外した状態

入れ歯をつけた状態

レントゲン

治療期間は半年ほどかかりました。

動画です。

このように下顎の入れ歯が浮き上がらずにしっかりと咬めていることが

わかります。

金額は金属の入れ歯を含めて80万円程です。

 

今回の患者様は骨が十分にありましたが骨がない時はできない時もあります。

もし下顎の総義歯でお困りであれば

骨があるかないかCTシミュレーションができます。

インプラント相談は無料となっておりますのでご連絡お待ちしております。

長文読んでいただきありがとうございました。

 

 

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