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ブログ|大阪府門真市萱島駅より徒歩3分|氏井歯科矯正歯科

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歯周病セミナーへ☺~東京神田にて~

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みなさま、こんにちは!門真市萱島駅から徒歩3分の通いやすい歯医者 氏井歯科矯正歯科の川島です☺当院は、駅前でも駐車場が4台ございますので、お車でも来院しやすいです🚗

秋の深まりとともに、朝晩の冷え込みが増してまいりましたね。お風邪など召されませんよう、くれぐれもご自愛くださいね☺

 


🌟『行動心理学!歯周病セミナー』を受講してきました❣🌟


歯科衛生士の平松が東京出張し、

「行動心理学から歯周病をアプローチする」というセミナーを受けてきました。

ワークをしたり、ディスカッションも多かったようです❣夜には温泉♨につかり、リラックスもでき、またお肌もツルツルになったそうです☺

セミナーは、『時短でも歯周病のメンテナンス効果を2倍高める』という興味深い内容でした。

 

「歯周病説明の目指すべきところ」についての資料を拝見しました。

それは、歯科衛生士として、

『患者様が歯周病を理解して、治療+メンテナンスを受けたいと思い、行動する一助となること❣』

それには大切なポイントがあり、「短時間」でいかに患者様に歯周病を理解していただけるかどうかということ。

 

つまり、予約時間内でいかに、

「時短」かつ

「効果的」にそして、

「統一性」

をもって、歯周病の説明を行うことが、歯科衛生士の重大スキルの一つとして必要であると書かれていました。

 

そこで、セミナー内容もふまえ、今回から『歯周病について』何回かにわたってお話ししたいと思います。

 


🦷歯周病ってなに

歯を支えている骨が溶けてしまう病気


簡単にいえば

『歯周病』は歯ぐきが腫れたり、歯を支えている骨が溶けてしまう病気のことです。

 

骨と聞くとビックリされる方もいますが、歯ぐきのすぐ下には歯を支えている顎の骨があります。

歯はキレイでも支えている骨が溶けてしまうと、

最終的には歯がグラグラして抜けてしまうのです。

 

◎ちなみに、歯周病は日本人の歯を失う原因の何%かご存知でしょうか❓

じつは・・・

42%歯周病が原因で歯が抜けてしまうのです。約半分なんです!

むし歯で抜けるイメージの方がみなさん強いのですが、実際はむし歯と同じくらい歯周病で歯が抜けてしまっているのです。

 


🦷歯周病の原因とは

・歯垢(プラーク)と呼ばれる細菌のかたまり

・歯にかかる強い力


<歯垢(プラーク)と呼ばれる細菌のかたまり>

歯垢(プラーク)は、細菌などの塊です。歯の表面についている白色や黄白色のネバネバしたものです。

食べかすとは全く別物です!歯みがきしてから時間がたつと、お口がネバネバするのは、細菌が増えているからなんです。

なんと、歯垢は、耳かき一杯分に10億個の細菌がすんでいます。世界の人口以上の細菌がいるんです!!

 

<歯にかかる強い力>

人によっては歯ぎしりをしたり、知らないうちに一部の歯に負担が強くかかっているケースがあります。

負担が強くかかっている歯は、歯周病が進行しやすくなります。

歯が数本抜けてそのままにしている場合は、過剰な負担がかかって、残っている歯の歯周病が進行する場合があります。

 


🦷歯周病の怖い点とは❓

・ほとんど痛みや症状がない

・見た目でもわからない


歯周病には、怖い点があります。

それは、痛みや症状を感じずに進行する病気ということです。気付かずに歯を支えている骨が溶けてしまうのです。

実際に、ご自身で歯がグラグラしたり、歯ぐきが腫れやすくなったと感じた時には、支えている骨の半分以上が溶けていることが多いです。

 

そこで、大切なのが、レントゲンのチェックと歯周病の検査です。

 


🦷歯周病の検査とは

・顎の骨の状態をみるためのレントゲン撮影

・専用の器具を用いての歯ぐきの検査


<レントゲン撮影>

今の骨の形・吸収度をみていきます

 

<歯ぐきの検査>

歯周病の検査は、歯と歯ぐきのすき間に細い器具を入れて深さを測ります。

歯ぐきの縁からどれぐらい奥に入るかを検査しています。

深く入るということは、それだけ骨が溶けているということです。

 

健康な状態→2mm以下

軽度歯周病→3~4mm

中等度→5~6mm

重度→7mm以上です。

※3mmでも出血がなければ問題ありません。

 


🦷歯ぐきからの出血は

出血するのは歯周病が進行しているバロメーター


何も問題なくて皮膚から出血することはないですよね。

毎日、皮膚から出血しているけれど、痛くないから大丈夫!と思わないですよね。

 

つまり、出血は、細菌によって歯ぐきに問題が起こっている証拠なのです。

 


🦷まとめ


今回は歯周病について、

・どんな病気なのか?

・歯周病の原因

・歯周病の怖い点

・歯周病の検査

・歯ぐきからの出血

のお話しをさせて頂きました。

 

35歳~75歳の方は、約80%が歯周病になっています。

知らないうちに歯周病が進行している方がとても多くいます。

 

『痛くない=問題ない』ではないのです!!

歯周病は、軽度~中程度の時点で対策をするかで将来の歯の本数が違うという差になっています。

 

次回は、『歯周病治療について』のお話しをさせて頂きますね☺

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