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大阪府門真市上島町44-9

萱島駅より徒歩3分 氏井歯科矯正歯科の予防歯科をご紹介します

予防歯科

Preventive Dentistry

予防歯科

Preventive Dentistry

門真市にある歯医者 氏井歯科矯正歯科では、予防歯科に力を入れています。

ぜひ、皆さんに知っていただきたいのですが、治療を終えた場合、歯科医院に通院することを終わらせることなく、定期メインテナンスへ来院下さい。

予防歯科

健康な歯を長く維持するには、痛みが取ること、虫歯を治すだけでは難しいです。虫歯や歯周病にかかってからではなくかからないように予防する事が重要です。必ず、定期メインテナンスに通いましょう。放置してしまうことで、虫歯や歯周病は再発リスクが生じます。合わせて、入れ歯やインプラント、ブリッジなどの補綴物の調整・チェックなどもでき、かみ合わせもみていくことができます。

虫歯や歯周病は一度かかると元の状態には戻りません。虫歯は削って人工物を入れることになりますし、歯周病は一度失った骨は元には戻りません。また、治療をして症状が落ち着き一見元の状態に戻ったように見えても、経年的に材料の劣化が起こることもあり根本的には悪くならないように食い止めることしかできないのです。しかも状態が悪ければ悪いほどより治療も困難になりその状態を維持することは難しくなります。長く歯を維持するためには悪くならないような予防歯科治療を積極的にする必要があります。

毎日お家でしっかり歯磨きをしているのにどうして虫歯や歯周病になるの?

その理由として次のようなことが挙げられます。

「歯についた汚れはなかなか自分の力だけではとれない」

どんなに歯磨きを丁寧にされている方でも完璧に汚れを取りきるのは不可能です。歯ブラシだけでは60%程度しか取りきれないと言われておりフロスや歯間ブラシを使用してもまだ90%程度です。この磨き残しが虫歯や歯周病を引き起こす原因となります。特に被せ物や詰め物をされている方は継ぎ目が段になっていると特に汚れがたまりやすくそこから虫歯や歯周病になりやすくなります。適合の良い被せ物を作ることも予防するという観点からも重要となります。

費用が安くすむのは、結果的に定期的なメンテナンスに通院すること

予防歯科

「痛みくなったら通う」「悪くなったら治せばいいや」と考えている方も少なくないかと思います。悪化してから治療を行うでは、お口の中全体もどんどん悪くなり、その分だけどんどん費用もかかってきます。結果としては、メインテナンスを定期的に受けながら健全な口腔内の状態維持をおこなったほうが長い目でみれば費用的にも安価にすみます。

通院する頻度について、発症リスクや再発リスクが低い方については、一般的に3、4ヶ月程度の頻度で問題ありません。

メンテナンスとは具体的になにをするの?

1.患者様のお口の中をチェック

自宅ではケアしきれない歯石・プラークなどの汚れに関して、除去していきます。
むし歯、かみ合わせ、詰め物・被せ物・義歯、歯周ポケットなどもチェックします。
必要な場合には歯科医師と連携し、経過観察もしくは治療を行います。

2.フッ素塗布

フッ素は歯を虫歯から守ります。定期的に歯科医院で9000ppm高濃度のフッ素を塗ることにより、歯が強化され、虫歯に強い歯にしてくれます。生えたての歯ほど効果があります。

3.歯磨き指導

歯科医院での積極的なクリーニングは大事ですが、一番大事なのは家庭でどのようにケアするか、にかかっています。歯磨き方法が間違っていれば、どんなに一生懸命時間をかけて歯磨きしたとしても、効果が出ないばかりか、歯を傷めてしまうこともあります。歯みがきに自信がある人でも、意外に磨けていないことが多いです。当院では歯科衛生士がひとりひとりのお口に合った歯みがきの仕方をお教えします。

当院では、なるべく削らない治療、なるべく抜かない治療をモットーにしています。患者様になるべく痛い思い、辛い思いをしていただかないためにも、予防治療をおすすめしています。ぜひお気軽にご相談ください。

カリオロジーについて

むし歯について、しっかりと実体の把握をした上で、それをコントロールするという学問がカリオロジーです。カリオロジーに関しては、むし歯ができたとしてもできるだけ削らずに治療をおこなっていきます。歯の負担を最小とし、予防をしっかりと行った上で再石灰化をうながせるようにしていきます。歯医者にいくと良く聞く音だと思いますが、耳に響くキーンといった機会音のするドリルも使用せずに済みます。

むし歯の原因について

大きくは以下の3つ要素が重なることでむし歯になるリスクが大きくなります。
「細菌」・「糖類」・「宿主と歯」です。

カリオロジーでは、予防についての道順を作って行くために、この原因を1つ1つ整理していくことで、今患者様がどういった状態にあるのか?を把握し、予防の流れを作っていきます。つまり、食習慣の改善、患者様の歯自体の強さなど状態把握、口腔内の細菌の状況把握などから始めていきます。

歯を守るための予防歯科

スケーリング・ルートプレーニング

予防歯科

歯周病やむし歯の原因の1つは細菌ですが、主に歯の表面に付着しているバイオフィルム内で繁殖をします。唾液の中にある栄養素とバイオフィルムが結びつくことで、歯石と呼ばれる石のような物質になっていきます。歯石表面には凹凸があり、この中で細菌繁殖が始まります。自宅でのケアではこの凹凸までは歯ブラシが届かずに歯周病・むし歯リスクが高まっていきます。歯周病の悪化を防ぐためには、歯石内の細菌除去も必要であり、バイオフィルムを壊すだけでは防ぎきれません。

特に歯周病が悪化している・進行している場所は、バイオフィルムが増殖しやすい歯周ポケット内(歯肉と歯との間)になります。余計に歯ブラシだけでは落とし切ることは不可能になります。そのため、そのまま放置してしまった場合、バイオフィルムが歯周ポケット内で歯石となり、歯根についてしまうのです。

バイオフォフィルムが歯に付着すると、歯科衛生士がおこなう専門技術でないと汚れが落とせなくなります。スケーリングと呼ばれる処置をおこない、歯石除去をすることとあわせて、ルートプレーニング(バイオフィルムを付きづらくするため、歯表面をなめらかにする)
をおこない、歯周病が悪化するリスクを抑えていきます。

スケーリング

スケーリング

プラークと呼ばれる歯垢や歯石、付着物が歯肉縁上・歯肉縁下の歯面に付着しているため、これらをスケーラーという専門器具を使用して除去していきます。

ルートプレーニング

スケーリングが終了した後に行うのがルートプレーニングです。歯根表面に付着したプラークによって、軟化や汚染している象牙質やセメント質を取り除き、滑沢な面に仕上げていきます。ルートとは歯根部を指し、プレーニングとは平らにを表します。表面の凹凸を無くすことで、虫歯の予防にもつながります。

歯周治療の流れ について

歯周病治療を行う上で、当院では以下の流れで実施していきます。

①初回検査

口腔内写真5枚法撮影 / 歯周組織基本検査(初回は深い部位1点の基本検査)

②ブラッシング指導 (OHI)

プラークを染色後、汚れを明示した上で、セルフケアの確認と指導を実施していきます。
※ 指導用の歯ブラシは、基本的には患者様ごとの口腔内に適している歯ブラシを処方していきます。
※ 次回が歯磨き指導(TBI)の場合は、自宅で使用している歯ブラシを持参していただきます。

③縁上バイオフィルム破壊・スケーリング

歯肉縁上のバイオフィルム破壊(SUSブラシなど)を先に優先的に除去し、歯石除去は炎症の度合いを見ながら除石していきます。

④再評価

口腔内写真5枚法撮影 / 歯周組織検査

⑤SRP

お口の状態によって対応内容は変わります。基本的に非外科で処置を進めていきます。
ワンポイント口腔衛生指導やセルフケアの状況も確認しながら進行していきます。

⑥再評価

口腔内写真5枚法撮影 / 歯周組織検査
※評価後の流れについては、以下のケースごとに、それぞれ⑦⑧処置に移行します。

ケースA

  • 歯肉に炎症がありポケットの改善が見込めない場合
  • ポケット値4mm以内
  • 歯周外科処置を希望しない場合

⇒⑦再SRP

再度炎症部分を何度かに分けSRPしていきます。
来院期間は個人差があります。

ケースB

  • ポケット値5mm以上
  • 歯周病が進行している
  • 歯周外科処置を希望する・必要

⇒⑧歯周外科処置

基本は非外科でも、外科が必要なケースは行う。
例:再生療法やクラウンレングスなど。

⑨再評価

口腔内写真5枚法撮影 / 歯周組織検査

⑩治癒・病名なしの場合はメインテナンスへ移行します。

⑪SPT(歯周病安定期治療)

PMTC

PMTC

歯科衛生士や歯科医師がおこなう清掃プログラムについてを、PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)と呼びます。歯だけでなく、歯肉の清掃もおこないます。専門器具をもちいます。予防についての効果が高いことはもちろんですが、処置中は痛みがないため、非常に気持ちよく感じます。

PMTCの流れについて

ステップ①お口の状態チェック
1人1人のお口にあった処置や器具を選定した上でおこなっていきます。研磨粒子なども適切なものを選択し、場合によっては染め出しも実施していきます。
ステップ②歯間をしっかりとキレイに
歯間の汚れが溜まりやすいので、研磨剤と円錐形のゴムチップで歯と歯のあいだを磨いていきます。歯肉のマッサージ効果も期待できます。
ステップ③研磨剤をつかった丁寧な洗浄、
フッ素ジェルを塗布していきます
定期的にフッ化物を利用し歯質を強化。むし歯になりにくくします。生えたての歯ほど効果があります。

ただ、前提としてご自宅で行うセルフケアも重要です。歯磨きでの汚れ除去をおこないながら、歯科医院でのPMTCも平行しておこなっていくことで、長期的なお口の健康維持に繋がっていきます。まずはご自身でおこなう歯磨き方法などの改善から頑張っていきましょう。正しい磨き方などはしっかりお伝えしていきます。ご質問などあればお声がけ下さい。

定期的な歯科検診を受けていきましょう

定期的な歯科検診をうけることで、健康な口腔内の維持やキレイな口元にもつながります。
歯周病、むし歯を予防していくポイントとしては、プラークと呼ばれる歯垢・細菌の増殖を抑えることです。しっかりと抑制することで、歯肉・歯の悪影響を抑えることができます。

ご自身だけでは落としきれないところをプロである歯科衛生士が定期的にクリーニングをおこなっていきます。お口の状況によって、定期検診に通って頂く期間は様々ですが、歯科医師や歯科衛生士が判断したリコールの期間を守っていただき、お口の健康維持に努めていただければと思います。

お口の状態を維持していくプラークコントロール

歯の表面や歯間に付着しているプラークを除去し、お口全体の汚れの量を減らしていくことをプラークコントロールと言います。歯周病や虫歯を予防することや改善をそくすためには細菌を減らしていくことが重要です。

虫歯予防をするための食事

食べる回数がそもそも多い方は、口の中が酸性になりやすく、健康な歯を溶かしてしまいます。脱灰と呼ばれる症状で、むし歯が進行することにつながっていきます。

間食をできる限りしないようにし、規則正しい食事を意識していきましょう。食べている時間が長くなりがちな方は、短い時間で食べ終える習慣を身につけることも効果的です。お口の細菌を抑止してくれる唾液は、寝ている間は少なくなってしまいます。寝る前にはできるだけ食事を控えるようにしていきましょう。食事をしてから、歯磨きを30分以内におこなうことも予防に繋がります。

むし歯防止のお薬「フッ素」

フッ素は、歯にとって非常によいお薬になります。歯に塗布することで強度を上げ、むし歯になりにくくなります。歯の表面に定期的に塗布することで効果が維持されます。お子さんの歯にも塗ることで、むし歯になりやすい乳歯を守ることにもつながり、歯磨きと併用することで、予防効果が拡大にあがっていきます。

予防歯科

フッ素がはいっている歯磨き粉がオススメ
当院でも取り扱っていますが、フッ素がしっかり含まれている歯磨き粉を選ぶことで、歯質強化になります。もし迷われたらスタッフまでお声がけ下さい。

シーラントについて

お子さんの歯はむし歯になりやすいと言われます。その理由は、乳歯はミネラル分が大人の歯と比べると少ないのが要因です。また、食べカスが蓄積しやすい子供の歯は歯ブラシをしたとしても毛先が溝に届きにくく、十分に汚れが落ちづらいことがあります。そこからむし歯につながってしまうのです。
そういった汚れの溜まりやすい部分に予防的に蓋をし、むし歯を防止していく処置をシーラントといいます。小窩裂溝填塞と呼ばれ、むし歯リスクが高いと判断した場合におこないます。しかし、シーラントをおこなえば、むし歯のリスクを解消したわけではありません。なりづらい環境にしただけであり、定期的に管理した上でおこなう治療の一貫として捉えて頂くのが正しい理解になります。

むし歯リスクの高い歯の溝について

小さなお子さんの歯は抵抗力も弱く、非常に柔らかい為、むし歯になるリスクが非常に高いです。割れ目が非常に多く、かつ細かいため、汚れを落としきるのが困難です。シーラントはあえて予防的に詰め物をし、歯の溝を埋めることで歯を守る効果があります。目立たないように、歯と同じ色合いものものを使用します。

シーラント治療を行う際の流れについて

ステップ①
専用ブラシを活用し、汚れを落とします。
ステップ②
歯の溝を、探針とよばれる金属製の器具や超音波をつかった洗浄器具でキレイにしていきます。
ステップ③
歯の溝に直接シーラント材をうめていきます。
ステップ④
シーラント材を固める為に光をあてます。
ステップ⑤
固めた後に、咬み合わせをチェックしていきます。

歯医者は治療後のケアや歯周病や虫歯を予防することが重要です。
少しでも気になる点がありましたら、来院の上、ご相談下さい。

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